Occult Dip Box ユーザーの声
Occult Dip Boxはこれまでに無い効果が感じられる音質補正ボックスですが、その感じ方には個人差がございます。より多くのユーザー様の所感やエンジニアの方々の感想をお読みいただければOccult Dip Boxがどのようなものなのかイメージいただけると思います。
Ju-ken様(ベーシスト)
友人のベーシスト関谷くんの紹介で、スタジオで試させてもらったところ、パッシブ回路なのに音が立体的になる不思議な経験をしたのが最初の出会いでした。周波数で言う具体的な数値や中身のカラクリは分かりませんが、手持ちのベースがワンランク、いやツーランクほど上がった気にさせてくれます。
この差は、モニター用ヘッドホンで鬼聴きするより、スピーカーの前で音を浴びた方が、確実に感じ取れるでしょう。ピックアップを替えるとか、ワイヤー、コンデンサーを、、、の前に、一度試して欲しい、そんな逸品です。
ichiro様(ギタリスト)
Occult Dip Boxの開発の頃から関わらせてもらってますが、かなり美味しいところに着地しましたね!音の傾向に合わせたバリエーションもあり、どんなサウンドにもいい効果がある不思議なハコ!一言で言うならば、音の立体感を損なわず、質感をグッと上げてくれる、のが特徴ですね。どこにインサートするか、でかなり効果は違いますがオススメはアンプとスピーカーの間ですね。ここが一番効果大です。是非試してみて下さい!
関谷友貴様 (ベーシスト・TRI4TH / Kurofune)
ツマミも電源もない、謎めいているペダルというのが第一印象だった。しかし一度繋いでみると、楽器の質感と重心が変わり、魔法にかけられたような不思議な感覚になる。特に50〜60年代のヴィンテージ楽器が好きな人におすすめしたい。
信じるも信じないもあなた次第。信じたあなたは新しい音楽の扉が開かれるでしょう。まさに「Occlut Dip Box」は、名前の通り最高の体験だ。
伏見蛍様(ギタリスト)
試せば試す程Occult Dip Box独特の質感が気に入ってきました。EQ補整とも違う、エレキギター内部の配線材やコンデンサーを換えた時のような音の変化に近い感覚を覚えます。in-out逆繋ぎのミッドが少し強調されたような音も、普通に繋いだ際の滑らかかつシャープな感じの音もどちらも好き。エレキギター特有のバチバチした嫌な角が取れて少し円やかな感じになるので、各弦の音の出方のバランスがとれて気持ちよくかき鳴らせます。
余計な味付けをせずに、何かもう1つ音を良く変化させたいと考えてる方は、微妙な音色の選択肢が増やせるので試してみる価値があると思います。隠し味のようで繋いで楽しい機材『Occult Dip Box』、現実主義でオカルト嫌いの私もおすすめ致します。
小野裕基様(ベーシスト・wacci)
アクティブのベースを長年バンドで弾き続けて来ました。元々アンプよりもラインの音色が好きでクリーンな音色自体は気に入っていました。ですが、ライブやレコーディングで時折馴染まなさ、浮いてしまう感覚やバンド内での重心に違和感を持つこともしばしば。
それらを程よく馴染ませてくれたのがOccult Dip Boxでした。今はBACT1をボードに入れています。狙いたい音色の方向性は変えずに、音色に質感を与えてくれます。音色が変わるので弾き心地もやはり変わりますが、とても好印象です。
楽器本体のツマミ、プリアンプ、エフェクターやアンプでは触りにくい部分を変化させてくれるので、「一通り揃ったかな!」と思っている方もぜひ。
オカザワ カズマ様(ギタリスト・キュウソネコカミ)
TYPE-RHを使用しています。つなぐとギターの美味しいところにフォーカスして、良い音を引き出してくれます。そんな嬉しいOccult Dip Box!実際に使ってみるまでは「どれくらい変わるのかな…?」と思っていましたが、全然オカルトじゃないです。しっかりと効いてくれます。
いろんな使い方ができますが、自分の場合はギター→ワイヤレスの後につなぎ、全体にかかるようにしています。ワイヤレスだと少し硬い音になる傾向があったのですが、気になっていた硬さが落ち着き、グッとしまった音になりました。
TYPE-iも試しました。明るくオープンなサウンドが弾いていて気持ち良く、こちらが好みだという方も多いと思います。TYPE毎にキャラクターが異なっているので、自分の出したい音のイメージに合うものが選べるのもすごくありがたいです!
藤谷一郎様(ベーシスト)
名取さんの事はリスペクトを込めてあえて「変態」と呼びたいです(笑)。
僕は長年プロミュージシャンとして活動し、その間に沢山の音の専門家とお会いしてきましたが、その中でも群を抜いて「変態的」に凄いのが名取さんです。彼は音が形になって見えるというのですが、それが所謂周波数帯とかではなく、音楽的に美味しい所が見えているみたいです。なので彼の作るOccult Dip Boxや彼の行うモディファイは全てとても音楽的です。
例えばEQでは得られないミドルレンジの押し出し感や、ハイミドルの色気などが得られたり、また演奏するのが楽しくなるような自然なコンプ感が足されたりと、本当に音楽とミュージシャンに寄り添う音作りをしてくれます。しかもその音作りの方法が、名取さんが独自に編み出したビンテージパーツの組合せであったり、パーツを全て一から作ったりなど、正に音作りの「変態」と呼ぶに相応しいですよね 笑。そんな素晴らしい「変態」名取さんの作るサウンドをぜひ多くの方に体験して欲しいです!
谷口鮪様(KANA-BOON Vo&Gt)
僕はTYPE-iをボードに組み込んでいます。オカルトボックスという名の通り、中身がどうなっているか想像がつきません(笑)
簡単に感覚的にバカみたいな感想を言うと、音が良くなります。
僕のメインギターはレスポールJr、ピックアップはP90なので中域に安定感があります。バッキングギターとしてはあと少し高域と低域も欲しいので、エフェクターであれこれやってまいます。あれこれやっているとなんだかゴチャゴチャしてきます。
そんなところにTYPE-iの登場!
ゴチャゴチャしていたところをまとめてくれました。というかベーシックな部分で程よいバランス感を与えてくれる印象です。
その上でエフェクターでの音作りがしやすくなりました。
ライブでは出音をOXからラインでPA卓に送っていますが、これに関してもTYPE-iがあるのとないのとでは全然違います。音の輪郭にキラッとした良い作用を与えているのでは、と思います。
他の方のコメントのようにスウィートスポットを狙った特化型として使うも良し、僕みたくバランスを取る土台型として使うも良し、といった具合のペダルです。
あれだこれだ言いましたが結局のところ「なんでこの一台でこんなに変わるのー!?」ってところが面白い、素敵な音楽体験をくれるのがOccult Dip Boxです。
永田雄樹様(ベーシスト・JABBERLOOP / POLYPLUS)
キッカケは僕の機材の先生、関谷友貴。とあるライブの終演後にOcclut Dip Boxを試させて貰ったのが最初で、サオは現行のプレシジョンだったのですが、角が綺麗に取れて真ん中(ちょい下)辺りのコシがグッと増す感じ。「ヴィンテージぽいね」と表現すると月並みなんだけど、単純に「より使える音」に変化した瞬間だった。
僕はBACT2とBAを現場によって使い分けているのですが、共通して言えるのは他の楽器とケンカしないと言うか、音の通り道が見える感じがするところ。
コンプともEQとも違う、それでは手が届かないエリアに手が届いてしまう魔法の箱。(電源も何も無いし)
音作りでモヤモヤしてる人は早い段階でコレ試してみる事をお勧めしますよ!
石橋良市様(Red House Guitars代表・マスタービルダー)
私の経験上電気的にイコライジングされた物はどこまで行っても出汁をザルで濾してる感覚を受けます。オカルトボックスを通すと”出汁をさらしで濾した様に”黄金色で滑らかな耳当たりとなる感じを受けました。これはイメージとしてはCDとレコード・真空管アンプとトランジスターアンプの違いの捉え方に近しいかも知れません。
オカルトボックスはスタジオの定番ジャズコーラスを筆頭とするトランジスターアンプ、ライン信号との相性も素晴らしい物が有ります。どれも硬さと平坦な感じを黄金色の出汁を足して滑らかに耳当たりの良い方向にシフトしてくれる感じです。
このオカルトボックスは ”音を音楽的な音色(ねいろ)に変換してくれる魔法の小箱” というイメージですね。
戸田高弘様(HUMPBACK engineering代表)
50~60年代の楽器や録音機材の持つ音楽的なサウンドは、当時の部品や素材あってこそのもの、というのが一般的な見解かと思いますが、本機はその芳醇なサウンドをギターとアンプの間に接続するだけで、ご自身のサウンドに加えることができます。しかも電源は不要です!
「TYPE-i」はFender社のTweed期のアンプを彷彿させるサウンドです。ピッキングへの食いつきの良さと密度ある粘りを持つ中域、だぶつかずキレの良いローエンド、絶妙にダンピングの効いた滑らかな高域。接続するだけでこのTwangyなトーンが得られるのは全く驚きです。この倍音バランスが得らる機材は多くはありません。Tweedトーンを求めるギタリストには福音となることでしょう。
「TYPE RH」はTS-9でブーストしたような太く滑らかな中低域が自然に加わりつつ、低域のキレ、高域のエッジもしっかり出ます。ハムバッカーでのハイゲインなサウンドには文句なしのサウンド。本機を通すことで帯域ごとの立ち上がり感が調整され、深く歪ませても立体感が出る印象です。良質なブースターペダルでのみ得られるこの効果を、電源不要で実現しています。いったいどうやってるんでしょうか??
本機で得られるトランジェントと倍音感は、未だデジタル処理では辿り着けない領域のものです。アンプでの演奏時にはもちろん、アンプシミュレーターを使った自宅録音の際の味付けにも素晴らしい効果を発揮します。お手元にあれば、あらゆる場面で活躍することでしょう。




